CWOS緑化工法
ゼロエミッションをめざす!表土・植物適用の生育基盤造成

語源はC:保全コンザベーション、W:仕事ワーク、O:周辺に発生するオキュレンス、S:土壌ソイルです。地生態学の考え方と、現地に存在する植物・土壌を活用し、環境保全型の緑化工法となります。一層目に発生土を配置し、二層目には複合表土と自生種の埋蔵物等を吹付し植生と土壌生物の共生が実現するようにしました。
サンドベース緑化工法
飛砂リサイクルによる海浜植生復元

モンゴルや中国の砂漠の植林を体験したことを機会に考案しました。風食で堆積した飛砂を活用し貴重な海浜植生を再生するため、基盤形状を風紋状にする特徴を有しておりハマボウフやハマゴウ、コウボウムギ等の復元が可能となりました。開発は平成9年からですが開始の結果が出ています。
抑止杭工(大口径ボーリング)
杭工は、杭を不動地盤まで挿入することによって、せん断抵抗力や曲げ抵抗力を付加し、地すべり土塊の滑動力に対し、直接抵抗することを目的として計画されるものです。地すべり地では、通常、鋼管杭が多く用いられます。最近では外径1,000mmを超える大口径の鋼管杭も利用されるようになり、必要とする地すべり抑止力が大きい場合にも対応できるようになっています。


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集水ボーリング工
横ボーリング工は、上向きに行ったボーリング孔にストレーナ加工した保孔管を挿入し、それによって地下水を排除することにより、滑り面に働く間隙水圧の低減や地すべり土塊の含水比を低下させる工法です。


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抑止杭工(大口径ボーリング)及び集水ボーリング工
工事名
22年災補災道第725号 一般県道奥万倉山陽線道路災害復旧工事 第1工区
工事場所
山口県美祢市東厚保町川東
発注者
山口県宇部土木建築事務所